L~Three(Life・Live・Like)ライブレポート
L~Three(Life・Live・Like)ライブレポート
都啓一(SOPHIA) vs 工藤久利(Dr.KANTA/Gt.持永修/Ba.鉄本雄介)

大阪は梅田駅から程近いライブハウス「amHALL」。
このイベント、なんとみやんの御師匠様とみやんがダブルキーボードで演奏しちゃうよ(by みやん日記)という、話を聞くだけでそのスペシャル感が伝わってくるLIVE。
今回のイベントの主催者がみやんと、その御師匠である工藤久利さんのようで、
3バンド出演する本日のイベントの中で出番も一番最後。
前のバンドの演奏が終わり、ステージの上で着々と進められて行く準備。
特に幕などが降りることもなくセット替えが進められていたのですが、
何と言っても気になるのは……
ステージ中央で、向かい合うようにセッティングされた2台のキーボード×2。
向かって左側(下手)には、ピアノ(下段)とオルガン(上段)。
右側(上手)には、ピアノ(下段)と、シンセ(上段)。
セッティングが完了すると、会場が暗転。
ちょっと軽快な音楽にのせて、みやんの御師匠・工藤さんがステージ上に姿を現す。
これがまた、帽子を被った素敵なナイスミドル、といった印象の風貌。
続いて我らが都啓一颯爽と(?)登場。
本日の衣装はBAND AGEのツアーパンフで着ていたと思われるエンジ色っぽいシャツに“よく見るとゼブラ”のブラックのジャケット、そしてデニム生地っぽいパンツ。
みやんは下手のピアノ&オルガンセットの方にスタンバイ。
ステージ上ではみやんと御師匠の2人を囲むように
ギター、ドラム、ベースの3人もスタンバイ。
みやんにとっても初めてで、勿論私たちも見るのが初めてのこの構図。
特に今回、客席が着席スタイル(テーブル+椅子に皆座っている)なので、
何だかとっても不思議な感じ。。
でも、初めてなのに緊張感が凄い伝わって来ると言う事はなく、
どこか抜けているというか、全体的にほわっとした印象。
みやんと御師匠からにじみ出ている空気感のせいかもしれない。
始まった1曲目は、とーっても聞き覚えのあるイントロ。
♪M1:戦場のメリークリスマス(坂本龍一)
しっとりとしたピアノで始まるこの曲。
時折アイコンタクトをしながら演奏するみやんと御師匠の
2人のピアノのメロディーが絶妙に合わさって、凄く素敵。
そしてこの曲、最後までしっとり聴かせるのかと思いきや、途中でいきなりアップテンポに。
プログレバージョンとアレンジが突如進化し、オルガンを踊り弾くみやんに早変わり!!
この1曲で『しっとりみやん』と『ダンシングみやん』という、
キーボーディスト都啓一を語る時に欠かせない2つの面を
見せてしまうなんて、、、なんて太っ腹な!(笑)
そしてステージ上で鍵盤を踊り弾くみやん……
一際激しいパフォーマンスはやっぱり凄いです…!
最近スペフィルのみやんばかり見ていたせいか、
固定キーボードで踊り弾くみやんを見るのが何だか久々な気がして何故か安心しましたw
御師匠 「どうですか?(笑)」
第一声がこんな感じ、という事からも何となく御師匠の面白さとゆるさが早くも伝わりますw
会場からは拍手。
そして都さんから御師匠の紹介。
都 「僕の御師匠さんです!」
(拍手)
都 「御師匠さんです!僕の、御師匠さんです!」
御師匠 「何で何回も言うのw」
都 「いや、ハードル上げようかなぁと。(笑)」
何だか、師匠とみやんのこの共演、演奏は勿論なんですがトークもめっちゃくちゃ新鮮!(笑)
都 「あ、えーと今日、僕がやってる“スペースフィルターズ”のCD持ってきてます。w」
持ってきてるんですか!w
都 「2,000円!たった2,000円でめくるめく魅惑の世界が体験できますので、もし良かったら買って行って下さいw」
あっはっは(笑)会場からも笑いが起こる。
都 「さて、次の曲なんですが、僕、以前からドラマの音楽とかやらせて頂いてまして。ちょっと前なんですが……“はるか17”というドラマの中から、“雨の日のプール”“遥かなる道”を2曲続けてお送りします。」
これにはカオリ、ビックリ!!
この2曲、はるか17のサントラの中でも特に個人的に大好きで、
今でもmp3プレーヤーに入れて時折聴いていた2曲だったのです。
ちなみにこの日も聴きながら新幹線乗って来ていたので二重に驚き。
♪M2:雨の日のプール~遥かなる道(都啓一※はるか17サウンドトラックより)
『雨の日のプール』はしっとりピアノで聴かせる感じの曲。
はるか17の曲が生で聴けるという状況に対して驚きと感動で、思わずイントロで感涙。
2台のピアノのメロディーが織り成すミヤコメロディーは、
TVやCDで聴いていた曲のイメージよりとっても壮大で、ハートに響く。
続けて『遥かなる道』。この曲も序盤はしっとり。
曲が佳境に差し掛かると、鍵盤だけだったのところに
ギターやベース、ドラムなどが入ってバンドアレンジに。
編成は大きくなれども畳み掛けるようなせつなげなメロディーに、
終始胸にじーんと来るものがありました。
この曲が終わると、師匠とみやんの位置が交代。
みやんは上手(ピアノ+シンセ)にスタンバります。
セッティングされているキーボードが違うから
曲によって変えるんですよー、という御師匠様の解説。
御師匠 「今回のL~Threeなんですが、実は先日僕がSOPHIAのライブにお邪魔しまして。 その時久しぶりに都くんと朝まで飲んでたんですよ。その時に、こういう事をしよう!という話になりまして。」
何だか私の中でみやん=いつも飲んでるみたいなイメージ定着しつつあるんですけど…(笑)
御師匠 「なんだけど、なかなか都くんお忙しいみたいで、なかなか話も進まんから、僕の方でもう2月6日に決めたから!と半ば強引に。」
都 「ほんま強引ですよー。(笑)」
御師匠 「で、タイトル決めよう、ってなって僕、何案か出したんですけどね、みんな却下。」
都 「(笑)」
御師匠 「大都祭[だいとさい]とか良かったのにー。」
なんだーそのナイスネーミングー!!!!(笑)
御師匠 「都くんは嫌や、って言うんですよ。」
都 「や、だってその持ち上げられ方…(笑)」
御師匠 「で、まぁL~Three(Life・Live・Like)になりました。これは音楽に対する(Life・Live・Like)ですね。出来ればまた第2回、3回と続けて行きたいと思っています!」
おおおー!!!それは楽しみ!!!
御師匠 「そうだ、昨日リハやってたんですが、夕方頃からずっと都くん腹へったー腹へったー言ってるので、リハ終えてから皆でご飯食べに行ったんですよ。
そしたら都くんあれだけ腹へったーって言ってたのに餃子1枚も食べないの。あとずっと紹興酒。(笑)」
都 「ぬるかんで!って頼んだのにあつかん出てきたりしましたしねw」
御師匠 「しかし…僕止められないとずっと喋ってしまうねw 曲行きましょうか。」
♪M4:The Long and Winding Road(The Beatles)
タイトルはピンと来なくても曲を聴けば「あー!」となる方も多いのではないでしょうか。
この曲は御師匠が歌ってらしたのですが、御師匠の暖かい声がビートルズと激ハマリ。
会場の空気も凄くまったりして、思わず聴き入ってしまいました。
そしてまたまたみやんと御師匠の位置が交代。都さん下手へ。
御師匠 「次は、都くんも歌います。」
おおお~!!
御師匠 「今映画で“20世紀少年”やってますね。」
都 「僕もこないだテレビで“映画では観れない20世紀少年”みたいな番組見たんですが、映画観に行ってないから何が観れないところなのかさっぱりわからんくてw」
(笑)
御師匠 「実は、あと2曲です!盛り上がって行きましょう!」
♪M5:20th Century Boy(T.REX)
これもかなり聴き馴染みのある1曲。
原曲のイントロでシャウトする部分があるのですが、都さん唐突にシャウト。爆笑w
これはかなりノリノリなナンバー。
やっぱりみやんの踊り弾くオルガンは素敵だーー!!
演奏はもちろん、みやん&御師匠の歌も素敵で、
ノリノリになりながらL~Threeの世界に入り込んでしまう一時でした。
みやんの動き激しすぎて時折歌声マイクで拾いきれてなかったりしてましたw
♪M6:L~Threeのテーマ(仮)
ラストの曲は、御師匠が今日の日のために作ってきたというL~Threeのテーマ(仮)。
イントロ時にドラムがリズムを刻むのをバックに御師匠が曲紹介をしていたのですが、
みやんがリズムに合わせて小躍りをしていて、
御師匠に「一生懸命喋ってるのに!」と怒られたりするちょっと可愛い一面もw
始まった『L~Threeのテーマ』は曲の途中で都さんと御師匠の位置が入れ替わったり各メンバーのソロなんかもあったりと、まさにラストにふさわしい曲となっていました。
そして中盤では各メンバーのソロ。
オルガンを激しく叩く都さんのプレイは圧巻の一言。
それからベースの鉄ちゃん(by みやん)がソロを弾く際、
彼の背後に回ったみやんがベースを弾く真似をしたり鉄ちゃんにちょっかいを出したりと(笑)
ベースの鉄ちゃんかなーり緊張していたのが面白かったですw
鳴り止まない拍手の中、メンバーはステージ袖へ。
会場内は当然、アンコールの拍手が鳴り響きっぱなし。
さほど待たずしてみやんと御師匠、サポートメンバーが登場。
この日のライブに出演していたEsperancerのVocalくんとUBTのVocalさんの2人もステージに登場、ラストはこのみんなでのセッション。
♪Enc:歩いて帰ろう(斉藤一義)
これまた選曲が素敵すぎる!!!
この曲ばかりは椅子に座っていた皆も立ち上がり、思い思いに手拍子。
会場の中の雰囲気が凄く暖かい。
L~Threeは(たぶん)大成功のうちに幕を閉じたのでした。
私とこの日一緒にいた麻梨姉の共通の印象としては、
この日のみやんはSOPHIAやスペフィルで見るみやんとは違い、
『一人のキーボードプレーヤー』だ!!と強く感じたステージだった。
『プレーヤー/演奏者としての都啓一』の凄さを改めて思い知らされた感じ。
Lion HeadsもスペフィルもそうだったしL~Threeもそうだけど、
みやんが新しい事に挑戦する度に、みやんは新しい一面を魅せてくれる。
どこからそんなに色々な表現が出てくるんだろう、というくらい
表現力がものすごく豊かで、多彩で凄いキーボーディストだなぁ…としみじみ感じる。
みやんの御師匠さんもさすがみやんの御師匠!と言わざるをえない(笑)
すごく暖かい雰囲気の素敵な方だったし、選曲も全部グッと来るものばかり。
今から2回目、3回目のL~Threeが楽しみでなりません!